自転車はヨーロッパで手軽で便利な交通手段の一つになっています。自転車は、マウンテンバイクやロードバイクのようなスポーティーなスタイルで、ハンドルは、横に真っすぐなフラット型や、下に曲がっているドロップ型をしており、前カゴや荷台が付いていないタイプを多く見ます。自転車に付いている止め具は、ほとんどが片側止め（1本スタンド）タイプで、垂直止め（両立スタンド）タイプはないようで、ほとんど見ることはありません。そして、駐輪スペースは街中のいろいろな場所で見かけます。

イギリスにあるショッピングセンターでは、敷地内の多くの場所で駐輪用の太いパイプでつくられた柵が設置されています。上の写真のように、自転車を太いパイプにつないで施錠します。

別のショッピングセンターは、パイプ柵を多く設置して、たくさんの自転車が駐輪できるようになっています。

こちらは、イギリスにあるスポーツセンターに設置されている駐輪スペースです。ロードバイクの前タイヤを外して、後ろタイヤと一緒に施錠をし、盗難防止の対策をしているのでしょう。

オランダの住宅街では、歩道に設置されているパイプ柵は駐輪のためのようで、近隣に住む人が自転車を駐輪しています。

オランダでは自転車を使う人が多いので、駐輪スペースが空いていない時は、写真のように橋の縦柵を使って自転車を施錠しているようです。