前回『イギリス・リバプールで見つけた古い噴水』でご紹介した噴水の他にも、リバプールで立派な噴水を見つけました。昔は飲み水として使われていた噴水や、観賞用として造られた噴水があります。

これはシティセンターで見つけた噴水で、Steble Fountain （ステブル・ファウンテン）といいます。今は水が出ていない噴水ですが、観光名所の一つになっています。水飲み場として使われなくなってからは、気温が上昇した夏の暑い日には水が出て、人々が涼む場になっていたそうで、子どもたちが水遊びをする姿もあったそうです。

これはSefton Park（セフトン・パーク）にある噴水でEros Fountain（エロス・ファウンテン）といいます。噴水の一番上にはエロス像が立っていますが、こちらはレプリカで本物はリバプールの博物館に展示されているそうです。エロス像はロンドンのピカデリー・サーカス広場にあるシャッフルベリー・メモリアル噴水の上にも立っていて、ロンドンのシンボルの一つになっています。

これはシティセンターにある観賞用に造られた噴水、Piazza Fountain（ピアッザ・ファウンテン）といいます。Bucket Fountain（バケツ・ファウンテン）とも呼ばれていて、バケツのような形をしたオブジェの中に水が溜り、満水になるとオブジェが傾いて放水されます。大きなバケツに溜まった水が落ちた時の音は、周りのビルに反響して大きな音が響き渡ります。今も稼働しており、リバプールの観光スポットの一つになっています。