セカンド・エンパイア様式
(2018年07月27日)
【セカンド・エンパイアスタイル(1860-1880)】
当時フランスは、自由・平等・博愛を大切にする国、フランス革命やパリコミューンを実現した国、そしてアメリカ独立を支援し自由の女神を米国に贈った国として、アメリカの独立派に高く評価されていました。これら多くの人々は、フランスを代表するセカンド・エンパイヤ(第二帝政)様式の建築物を建てることで、イギリスからの独立を主張しフランスへの親近感を表していた、と言われています。そして、アメリカでは全体の約4分の1がイギリスからの移住者であったため、アングロサクソンであるとするアイデンティティを表すイングリッシュ・コロニアル様式の町並みの中に、この第二帝政様式の建築物が建てられました。
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