住宅建築段階からパニックルームの設置について考えよう
(2024年12月07日)パニックルームやセーフルームと呼ばれる部屋があることはご存じでしょうか?
簡単に言うと緊急避難用のスペースです。
日本では耳慣れない言葉ですが、アメリカなど凶悪犯罪が多発している国では普及率が高いようです。
今回は緊急時に避難できるセーフルームについてご紹介します。
日本でも増えている強盗犯罪
これまでの日本は治安が良く犯罪率も低い平和な国とされていましたが、昨今は住宅に人がいてもためらわずに侵入し暴行や窃盗を行う犯罪のニュースが相次いでいます。
特に問題となっているのはアルバイト感覚で犯行に簡単に加担してしまう闇バイト、SNSでメンバーを集め見知らぬ者同士が犯行を実行する匿名流動型犯罪グループ・通称トクリュウなどがあげられます。
犯罪の低年齢化にともない、小遣い欲しさから安易に犯罪に手を染める人が増えているのです。
このように強盗事件が多発している中、防犯の一環として今注目されているのがセーフルームです。
パニックルームや家庭用シェルターとも呼ばれています。
一部屋をセーフルームにする
とはいえ、普段あまり使うことがないうえに高額な家庭用シェルターのために場所を確保するのも容易ではありません。
ましてや狭小地が多い都会では現実的ではないでしょう。
狭小地では使い慣れた部屋の一室をセーフルームとして使用できるようにすることがおすすめです。
今までの防犯対策は窓ガラスを防犯用の強化ガラスにしたりキーをディンプルキーに交換したりと後付けで交換したり取り付けるような形が主流でした。
しかし、セーフルームの場合は設計段階で取り込むため防犯意識が高い方に最適です。
セーフルームに向いているのはどこ?
では住宅でセーフルームに向いているのはどこでしょう?
ずばり寝室です。
そして次の点を意識してください。
- ◆内側から施錠できるようにする
- ◆壁と扉には簡単に壊れない丈夫な材質を使用して強度をあげる
- ◆非常時に外部に連絡できるよう独立した通信回線や携帯電話の充電設備などを整えておく
- ◆外で何が起きているか確認できるように室内の防犯カメラ映像を確認できるようにしておく
- ◆場合によってはホームセキュリティーサービスとも連携できるようなシステムを設置する
まとめ
今回はセーフルームについてご紹介しました。
セーフルームはパニックルームやシェルターとも呼ばれ、万が一の時に緊急避難ができるスペースです。
現在の日本ではまだまだ普及率が低いセーフルームですが、不応侵入や強盗が増えているこのごろ、家族の安全のためにも住宅をたてる時には検討してみてはどうでしょうか。
また、これは普段から言っていることですが、ご近所と良い関係を築き、お互いに不審者などに注意を払い情報交換できるようにしておきましょう。
こちらの「おうちの防犯について」も参考にして日ごろから防犯の意識を高めてください。
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